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kei-s@ブログ苦手

苦手だけど書くときは書きます

床暖房を押したいけど、押せてない話

おうちハック Advent Calendar 2016 13日目です。

qiita.com

これまでのあらすじ

去年のアドベントカレンダーで、IRKit + Slack + hubot + IFTTT を使って、最寄り駅に着いたらエアコンをつける、という記事を書きました。

kei-s.hatenablog.com

このネタで、Developers Summit 2016 のおうちハックLT祭でお話しする機会もいただきました。

というわけで、今年はおうちハック Advent Calendar に参加します!

Microbot Push で床暖房をつけたい

上記の記事で、今後の展望として「MicroBot Push を使って床暖房をつけたい」と書きました。 本当はエアコンよりも床暖房のほうが好みなのですが、赤外線リモコンがないため IRKit では操作できませんでした。 11月ごろ、Indiegogo で Contribute していた Microbot Push が届いたので、今年のアドベントカレンダーではこの Microbot Push の解説と、IFTTT 経由で床暖房をつける方法を解説したいと思います。

が...!

実際には、この記事を書いている時点で最後までたどり着いておりません。原因は Microbot Push のソフトウェア的な問題なのですが、その理由もこの記事で解説したいと思います。

Microbot Push とは

Naran という会社が発売している、Bluetooth 経由で物理ボタンを押すデバイスです。

prota.info

www.youtube.com

うちの床暖房のコントローラは壁に備えついており、赤外線リモコンもないのですが、このデバイスがあれば離れたところから操作ができる!と喜び勇んで買いました。 私がこれを発見した時は Indiegogo というクラウドファンディングサービス上で募集がされているところでしたが、今は公式サイトから直接買うことができるようです。

どんな感じに動くの?

Microbot Push をボタンの上に被さるように貼り付けます。起動するとバーがグイーッと動いて、ボタンを押します。 その場で人が押したいときは、Microbot Push の正面にあるタッチセンサーを押せば起動します。物理ボタンのラッパーって感じです。

f:id:kei-s:20161213000106g:plain

Microbot Push はバッテリー式で、必要なときはマイクロ USB 経由で充電できます。

Microbot Push と Prota S

Microbot Push は Bluetooth 通信しかできない機器で、これだけだとインターネット経由から操作できません。 インターネット経由で操作するには、親機となる Prota S という機器が必要になります。

Prota S は USB で給電し、Wifi に常時接続します。Prota S がブラウザや専用アプリから命令を受け、Microbot Push と Bluetooth 接続して起動させます。

試してみた

11月ごろ、Microbot Push、Prota S が共に届き、早速試してみました。 床暖房のボタンに合うように調整して貼り付け、動作させるとスムーズに動きました! また、Prota S との接続もでき、iPhone アプリから起動させることができました。 Microbot Push には IFTTT 連携もあり、Prota S の設定画面から登録することができました。

Prota S の信頼性問題

さて、セットアップから何週間か経ち、Slack と IFTTT を連携させ、エアコンをつける代わりに床暖房をつけようと作業を始めました。 しかし、Prota S に接続しようとすると、エラーが出て接続できなくなってしまいました。 いろいろと調べていたのですが、正直言って Prota S の出来があまり良くない、という印象を受けました。

給電問題

Prota S は USB 給電なのですが、電力が不安定な状態だと落ちてしまうようです。5V-2A で動作するのですが、4.8V や 5.2V になると再起動したり、起動が正常に行われないとのことです。これは公式ブログでも言及されています。

さらに面倒なことに Prota S を購入した際に付属する USB アダプタの品質が悪く、安定した電力が供給されません。 私もセットアップ時にこの問題に当たり、正常にセットアップできませんでしたが、USB アダプタを別のものに変えると問題なく動きました。 Indiegogo 経由で買った方には、USB アダプタを交換するプログラムがあるようなので、応募すると良いかもしれません。

"Invalid link" 問題

この問題が解決できていないため Prota S に接続できず、IFTTT 経由で床暖房をつける、という今回の目標が達成できていません。

Prota S のセットアップは以下のような手順をとります。

  • iPhone/Android に Prota Space という専用アプリを入れる
  • 初回設定時、もしくはリセットボタンを押しながら給電すると、Prota S 自身が Wi-fi アクセスポイントとなるので、iPhone 等でこの無線に接続し、専用アプリを立ち上げる
  • アプリの流れに従って、利用する Wi-fi の登録、メールアドレスの登録、機器の識別名を登録する
  • 登録したメールアドレスにアクティベーションのメールが届き、メール内のリンクにアクセスしてアクティベーションする
  • Prota S が再起動、アップデートが自動で走る
  • 再度メールが届き、Prota S にアクセスするためにアクセスリンクが手に入る

最後に手に入るアクセスリンクで、インターネット越しでも家庭内の Prota S に接続できるようになります。

問題は、このアクセスリンクが不意に失効したり、セットアップ手順の最後に届くアクセスリンクを押しても正常にアクセスできない、という状況になることです。

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この状況が解消されず、手詰まりになってしまいました...*1 公式ブログ*2によると、アプリ側のアップデートをすると上手くいくらしいとのことですが、昨日時点の最新版で試してもダメでした。

まとめ

出先から床暖房を操作したい、という目標は現時点で達成できませんでした。 とはいえ、Microbot Push 自体の製品は良さそうなので、Prota S の進化に期待しています。

問題が解決し、床暖房をつけられるようになったらまた記事にします...!

おまけ

購入者の方へ情報共有

今回、いろいろとハマった末に手に入れた情報を共有します。

*1:サポートに連絡したけど返事待ち

*2:We’re listening! | Prota Blog