30歳のエンジニアのポエム
まだ前職でお仕事をしていた27歳くらいの時、いつも優しげな、札幌にいるあの先輩エンジニアの方から、こういう質問をされた。
「3年後、30歳のとき、どういう自分になっていたい?」
こう答えた。
「正直、全く想像できてないです。」
心からそう思っていた。
答えが自分の中になにもなかった。
自分がやりたいことはなんなのか、何を大事に思っているのか、言葉にできなかった。
「じゃあ、こうなっていたくない、という姿はある?」
「それならあります。」
「じゃあ、そうならないようにしていれば、悪いことにはならないよ」
悪いことにはならない。
先月30歳になって、悪いことにはなってない。
それどころか、かなり楽しくやれているとおもう。
まだやっぱり、どうなりたいかは見えてないけど。
ありがとうございます。
最近こんな話を何回かして、冒頭の質問を投げかける機会も増えた。
ちょっと節目っぽいかんじになって、記録しておくのもいいかと思って書いた。
おじさんからは以上です。